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「絵は誰でも描ける」を証明した人。
エド・エンバリーの世界へようこそ
アメリカを代表する絵本作家・イラストレーター、Ed Emberley(エド・エンバリー)。彼の本を手にとった子どもたちは、気づいたら夢中で絵を描いていた——そんな魔法のような作品の数々をご紹介します。
エド・エンバリーってどんな人?
エドワード・ランドルフ・エンバリー(Edward Randolph Emberley)は、1931年生まれのアメリカ人イラストレーター・絵本作家。マサチューセッツ州の出身で、ボストンの美術大学とロードアイランド・スクール・オブ・デザインでアートを学びました。
最初は広告業界で働いていたものの、「作品がゴミ箱に捨てられるだけ」と感じてフリーランスへ転身。1961年に初の絵本を出版して以来、80冊以上の作品を世に送り出してきた、子どもの本の世界を変えた存在です。
この言葉がそのまま彼のスタイルに表れています。ユーモアがあって、親しみやすく、けれどどこかしっかりしたメッセージが宿っている——それがエンバリー作品の魅力です。
1968年、妻バーバラ作の絵本『Drummer Hoff』に絵をつけ、絵本界最高の栄誉であるカルデコット・メダルを受賞。前年にはカルデコット・オナー賞も受賞しており、まさに絵本の世界を代表するアーティストです。
「誰でも絵が描ける」を証明したお絵描き本シリーズ
エンバリーの名を一躍有名にしたのが、1970年から続くDrawing Bookシリーズ。○△□などのシンプルな図形を組み合わせていくだけで、動物・乗り物・人物・モンスターなど、あらゆるものが描けてしまう、魔法のような指南書です。
ステップは視覚的でわかりやすく、文字が読めない小さな子でも直感的に楽しめる構成。現在まで22冊以上が出版され、Drawing Book of Animals だけで累計100万部以上を売り上げています。
「うちの子、絵が苦手で…」と思っているお子さんにこそ、手渡してほしい一冊。「絵が上手い・下手」という概念をやさしく壊してくれる、そんな力がエンバリーの本にはあります。
家族ぐるみのアート一家
エンバリーの創作は、一人だけのものではありません。妻のバーバラは図書館員・絵本作家として、カルデコット・メダル受賞作『Drummer Hoff』をはじめ多くの作品を共同制作。娘のレベッカも絵本作家・イラストレーターとして、息子のマイケルもイラストレーターとして活躍しています。
「スタイルを変え続けること」がエンバリーの長いキャリアの秘訣。同じキャラクターを何千回も描き続けるより、常に新しいことに挑戦する姿勢が、彼の作品を時代を超えたものにしています。
エンバリーが教えてくれること
「絵が上手く描けない」という思い込みを、エンバリーの本はそっとほぐしてくれます。丸と三角と四角——それだけで世界は無限に広がる。子どもたちに「できた!」の喜びを手渡すために、彼は60年以上作り続けてきました。
お子さんへのプレゼントに、子育ての傍らに、あるいは大人自身が童心に返りたいときに。エンバリーの一冊を、ぜひそばに置いてみてください。





