TREND REPORT
推し活×手芸、いま最強の組み合わせかも。
急成長するハンドメイド推し活のいまを解説
「推しのグッズ、もっと自分らしくしたい」「市販にはないデザインが欲しい」——そんな気持ちから、手芸や手作りに挑戦するファンが急増しています。
推し活は、もはやコンサートや物販に通うだけのものではありません。布を縫い、糸を刺し、レジンを固める。そんな「作る喜び」が、推し活の新しいかたちとして定着しつつあります。今回は、推し活と手芸の深い関係性をトレンドデータとともに読み解いていきます。
📊 推し活市場、3.5兆円時代へ
まずは数字でおさらいしましょう。推し活市場は年々拡大を続け、2025年にはついに3.5兆円規模に達したと言われています。
推し活の年間市場規模は約3.5兆円、推し活人口は1,384万人(前年比+250万人)に達し、推し活にかける年間の平均支出額は約25万円とされています。
推し活人口の約1/3が「推しを持っている」と答えており、特に若い女性を中心に広がっています。年間25万円という支出額は、旅行や趣味に使う金額としても決して少なくないですよね。
📌 推し活ユーザーのプロフィール(2025年)
- 推し活人口:約1,384万人(前年比+250万人)
- 20代女性の45%が余暇時間を推し活に使用
- 年間平均支出:約25万円
- 約3人に1人が「推しを持っている」
出典:推し活市場調査レポート 2025
🧵 ハンドメイド市場も急成長中
推し活の盛り上がりと歩調を合わせるように、ハンドメイド市場も大きく伸びています。
国内のハンドメイド市場規模は2024年時点で約1,500億円を突破し、過去5年でおよそ1.8倍に拡大。特に2025年は推し活グッズや名入れ・オーダーメイドサービスが急増しており、「世界に一つだけ」の特別感を重視する消費者のニーズが顕著です。
注目したいのは「世界に一つだけ」というキーワード。推し活においても、市販品にはない自分だけのグッズを求める心理が、ハンドメイド需要をけん引しています。
💡 推し活×手芸が流行る4つの理由
なぜいま、手作り推しグッズがこんなに人気なのでしょう?その背景には、4つの大きな理由があります。
① コストを抑えて「推し」を表現できる
手作りなら必要なのは材料費だけ。通常のグッズ購入よりも安く済む場合がほとんどで、デザインも自分好みにカスタマイズできます。(参考:推し活ハンドメイド入門サイト各種)
② SNSで映える!ファン同士の交流が広がる
ぬいぐるみをカスタマイズ・撮影する「ぬい活」「ドル活」が流行したことで、作品をSNSに投稿する文化も定着。手作りグッズをきっかけにファン仲間との交流が生まれることも多いです。(出典:ハンドメイド市場調査 2025)
③ 市販グッズでは叶わないデザインが実現できる
推し活と手芸はとても親和性が高い趣味です。「こんなものがあったらいいのに……」を形にできるのが最大の魅力。好きなカラーリングやモチーフを自由に組み合わせられます。(出典:推し活ハンドメイド紹介メディア)
④ 「作る」こと自体が癒しになる
推しのカラーで糸を選び、刺繍を刺す時間は、日常のストレスから離れられる豊かなひととき。作り終えた後の達成感と、「推しへの愛が形になった」という喜びはひとしおです。
✂️ 人気の手芸ジャンル【難易度別まとめ】
手芸と一口に言っても、種類はさまざま。「まず何から始めればいいの?」という方のために、難易度別に整理してみました。
🏪 業界もどんどん「推し活対応」に
手芸業界側も、この流れをしっかりキャッチしています。
クラフトハートトーカイなど手芸専門店が「推し活」カテゴリを設けるなど、業界全体が推し活需要を取り込む動きが加速しています。
2025年3月には刺繍糸メーカーのオリムパスが、クロスステッチで推しを表現できる「推し活ストラップ」キットを発売。Creemaやminneなどのハンドメイドマーケットでもオーダーメイドの推しカラーグッズが人気ジャンルとなっています。
大手メーカーから専門店まで、推し活×手芸は今やひとつの確立したジャンル。これからもっと専用商品や素材が充実していきそうですね。
✨ まとめ:手作りが、推し活をもっと豊かにする
推し活×手芸のトレンドは、一時的なブームではなく、ファン文化の成熟とともに根付いてきたムーブメントです。
お気に入りの布でポーチを作ったり、推しカラーのビーズでアクセサリーを編んだり——そのひとつひとつが、推しへの愛情をかたちにする時間になります。
「なにか作ってみたいな」と思ったら、まずは簡単なところから。あなたの推し活に、手芸という新しい楽しみ方をプラスしてみませんか?
